アジアな考え方と肌

少し気温が上がりかけると肌の悩みが出てきます。

皮膚科に通って、治りにくい方がたどりつくのが東洋医学です。

ここ数日、漢方医と名乗っている医者に長年通っているがあるところまでしか治らない。と言ってご来店になられる方が増えています。

漢方は、飲み続けないといけないと思い込み頑張ったけれどもこんなに治りが遅いものなのですか?

との問いに、NOと答えました。

よく話を聞いていると、健康保険の範囲内で治そうとされているようでした。実は、健康保険の範囲内の漢方薬と呼ばれるものでエキス顆粒の一日量は、中国で処方される3分の1量です。

同じ黄色人種ですから、同じ量を飲めば速効性も出るのですが法律上決められていることですのでこればかりは仕方のないことです。

保険医でも、漢方を有効に使用しているドクターは生薬を使い自己負担できちんとした処方をしてくれます。漢方医の漢方知識には人により大きく違いがありますので、ドクター自身にどれくらいの知識があるのかを尋ねるのも良いかもしれません。

 

さて、本題。

最近、万年美人にはアジアの人。特に韓国人・中国人の女性のお客様が増えています。

こちらでは、美容漢方でもシミやくすみを薄くして艶を出す。これをメインにしているので彼女たちは来られるのでしょう。

日本では、肌に漢方!

という発想は少ないですね。

でもお隣の国、中国や韓国はそれが当たり前。

養生は幼いころから生活に溶け込み病気になりにくい体を作り、それが肌に出ると未病があると分かっているのでしょう。

少しのシミでもすぐに取ろうとします。

 

一方日本人女性は、年のせいと言ってファンデーションを塗り重ねる。

この違いは、高齢になってから現れます。

特に内臓に。脳に。骨に。

経済的に恵まれている日本人ですが、考え方一つでもっと恵まれた生活が送れるのではないでしょうか?