珍しいものを友人が作って持ってきてくれました。
1月に一本釣したナマコの内臓を取り除き乾燥して作ったそうです。
磯の香りです。
もともとの大きさは冬にスーパーで見かけるものと同じくらいだそうですが乾燥して5円玉くらいの大きさということは、ほとんどが水分で、乾燥したものはコラーゲンの塊ですね。
漢方薬として使用するよりも、食養生に使用することが多く目的に応じて冬虫夏草や豚肉・羊肉・木耳などと一緒に調理することがあります。
日本では生で食べる習慣が一般的ですが、中国では乾燥品を戻して煮込みにします。(高級品なので一般的ではありません)
ぶよぶよした食感で日本人が食べるには抵抗を感じる方も多いようです。
生のままだと寒性、乾燥品は温性を持ちます。
干すことで性質が全く変化します。
最近では癌に効果があるとの情報もあるようですが、精力増強をする力が強いので、癌を治すものではなく体力の低下を回復させるもののようです。
買えばあまりに高価な物をたくさんくれるお友達に感謝します。
さて、どのように頂きましょうかね。