年賀状に嬉しい報告が有りました。
パニック障害をお持ちの方で、2年前に初めてお越しになられました。
初回は、娘さんと一緒に来られていてその娘さんは、
『いつも細かいことを気にして、しょっちゅう電話をしてくるのです』と。。。
精神科にも通って向精神薬の量が増えるのに症状が良くならない。残りの人生は、楽しく暮らしたいのに。と困られていました。
最初のうちは頻繁に通ってもらっていたのですが、最近では1種類の健康食品のみで毎日きちんとのんでおられました。
2年たった今年の年賀状は娘さんからでした。
『母が細かいことを言わなくなって、体も心も楽と言っています。
今までのは、何だったのでしょう?』
このお母様は年齢は70歳くらいです。
主に、加齢から来る陰虚証が有り舌は典型的な鏡面舌でした。
漢方に限らず『年齢とともに治りが悪い』ことはよくあります。
良くなる途中で投げ出す人も多いです。
無理のない範囲で長期に根気強く続けられたこのお母様は、残りの人生は病気にもなりにくい体が作られていると思います。
健康で長生きしてほしいものです。