『慢性疲労症候群』は、中医学の教科書にもほとんど書いてなくどういう訳か中医美容学の本には載っています。
中医学的に見れば肺腎両虚の証を基にして脾腎陽虚が体の重だるい症状を招きます。
こちらに来られているお客様は、10年近くこの病気と付き合われており、毎週1・2回鍼灸治療で何とか体調を整えていた方でした。
そんなお客様が、漢方を始めて1年半。
最近お見かけしないなあ???
と思っていると、
『時間が合わず、3週間鍼灸に行けなかったのですが自分でコントロールができるようになっています。』
と、嬉しい答えが返ってきました。
彼女の努力の賜です。
漢方を始めたのも鍼灸院の勧めで、ご本人はあまり期待もなかったように思います。
しかし、飲めば体調の違いに気がつき、今ではすっかり中医用語も習得されています。
一番変わったのは、体の変化よりも前向きな精神力だと思います。
今後も、一緒に更なる改善に取り組んでいこうと思います。