春は、発散する季節です。
芽吹きと同じく内にため込んでいたものが外に出てきます。
それが、不必要なものであると皮膚の表面に何らかの形で出てくることがあります。
よくみられるものは、首の赤みや頬のかさつきです。
特に感情の強い方に見受けられます。
塗り薬だけで治まらない場合は、内に溜まっている悪いものを正常な排泄ルートから外に出すことで早めの改善が見られます。
毎年同じ時期に同じように出てくる皮膚病は、必要物質の不足が考えられます。
春に時期に出る場合は、冬の養生をすると予防ができます。
症状が出ていないのに、相談するのは気が引けると思う人もいらっしゃるでしょう。
でも、予防したいときは早めにご相談ください。
中医学の一番の目的は、治未病です。
病気に発展する前にその原因を摘み取ってしまおう!
というものです。