先日行った勉強会では、小児科の漢方のお話でした。
子供にはもちろん投薬もしますが、その子の環境の中にいる親にも飲んでもらうことがあるそうです。
むしろ親に必要なようです。
現代の核家族化や社会生活も非常に大きく影響しているそうです。
子供が常に気にしているのは親の顔色で、それによって子供の表情が違うそうです。
薬よりも家族が笑っていることの方が、子供の健康には効果があるようです。
勉強会ではこのような内容とお薬のお話でしたが、子供について考えてみました。
子供は『小さい人』です。
言語能力は備わっていませんが大人以上の動物的感覚や感情をもっています。
尊敬するところがありますね。
親は仕事や子育て、介護などに必死です。
ゆとりのない社会で育つ子よりも、のびのびと育ってほしいですね。
漢方薬を扱う当店にお母様と一緒に入ってきた小さい人は、瞬間に漢方の匂いが鼻につきすぎたのか、大声で何度も『くさーい』と言い、私とお母様との会話中真剣な顔でずーっと鼻を押さえていました。
私はそれを見て笑っていました。。。
漢方薬はいろいろな味があります。それによって臭いも変わります。
体に合った物は、ほかの人がまずいと思っても美味しいと感じます。
体が欲しているものを感覚的においしいと思うようです。
この小さい人は、とても健康だったのでしょうね。
子育てで不安だったり、イライラしたり、落ち込みやすい時は漢方薬も有効な手段ですよ。
お困りの際は、ぜひご相談くださいね。