もともと、股関節が弱く出産後に骨変形が進んでしまった方がありました。
産直後のケアがなかったため『百節空虚』になっておられました。
出産には多くの物質が母親から赤ちゃんに与えるために母親のダメージは相当です。
さらに、産後の授乳で母親は栄養不良に陥りやすくなります。
3カ月ほど産後のケアをしていくうちに骨の痛みは疲れた時にしか出ないような状況になり喜ばれました。
しかし、お仕事の関係でお着物を召して正座を30分しなければならないことになりました。
ご相談を受けて、せっかく良くなってきたのにダメージを与えてしまわないように骨が痛くなる原因に作用しながら改善してくれる漢方を飲んで頂くことになりました。
正座の前と後にも飲んで頂くことにしました。
いつもは痛みで鎮痛剤を飲んでも2~3日は痛むそうですが、今回は鎮痛剤を飲むことなく終了したそうです。
その代わりに、筋肉のだるさをいつもより感じられたそうです。
そこまでは私も考えておりませんでした。。。
股関節のような大きな関節は老化とも深くかかわりがあります。
そのようなお客様の中には整形外科に行ってもブロック注射だけで解決にならないから酷くなったら骨置換術を受ける予定です。
とおっしゃる方も多く、受診もよほどのことがない限り行っても仕方がないと思われている方がいらっしゃいます。
骨変形の進行を遅らせるために漢方薬の中には有効なものがあります。
お困りの際は、ぜひご相談くださいね。