乳癌の再発抑制のために服用しているタモキシフェンの副作用の一つに寝汗があります。
それを服用しはじめてから、寝汗で夜中に起きてしまい寝不足で更に疲れやすい症状が午後に出やすくなっています。また、一か月に一度は胃腸風邪を患っておられました。
寝汗は、夏の暑い時以外に出る汗を除けば体力の低下を意味することが多いです。
医師に相談しても何の解決にもならず、薬をやめるわけにはいかないとおっしゃられます。
体力が低下するほうが再発の可能性は高まると思うのですが、矛盾していますね。
中医学的に考えると気の不足です。
そこで、気力を補う漢方薬を試しに飲んで頂きました。
寝る前だけ飲んでもらいました。
9日中1日だけは寝汗で起きたけれども、他の日は毎日続いていた寝汗が酷くなく朝まで眠れたそうです。
今月は風邪をひかなかったそうです。
その方は漢方薬だからといってこれ以上お薬が増えることを望まないとおっしゃいました。
私は、漢方薬はずっと飲み続けなくても体が副作用を起こさないだけのレベルになればやめてもいいと考えています。
それが体質を変えるという考え方ですからね。
少しでも、生活の質が上がるように上手に取り入れてくださいね。
お困りの際は、ぜひご相談くださいね。