こちらにお越しの世代の3分の1は30代女子です。
この世代には前半と後半で相談内容に大きな差があります。
前半は、気持や生理の不調。
後半は、妊娠希望や出産後の不調、持病。
ある方の職場では同世代の方の不調が多く、掛け合う言葉は
『漢方行ってる?』
だそうです。
漢方の良さを知っていただけるのはありがたいですが、本来イキイキと働く世代がなぜ?
彼女たちは、
『子供を産み人口を増やしてください』『女性も働きなさい』『子育ては自分でしなさい』
と政府から要求されている世代なのです。
しかも女性に圧倒的に不利な条件ばかりです。
男性の方が体力もあるのに、女性でないと子供は産めません授乳も母の役目です。
その上、日本は男性の家事率が先進国の中でも圧倒的に低い。
漢方薬に頼る前に、家族と家事分担をしっかりと話して負担を軽減すべきかと思います。
漢方薬は心身のお手伝いはできますが、不満の解消にはなりません。
ご家族にも理解してもらったうえで、上手に活用してくださいね。