多忙で披露すると腸炎が起こり下痢になり、下痢をするとさらに疲労感が強くなるという日々を何年も送っていらっしゃいました。
中医学では脾腎両虚という証に当てはまります。
温め力が足りないがために腸表面に水分がたまり炎症を起こしていました。
炎症が起きているときは温める漢方薬を使うとさらに悪化するので、炎症を沈めながら温めなければなりません。
最初は悪化するとお客様がおつらい目に合われるし、治したくてお越しになっているし。
と、ややビビりながらコントロールしていましたが、どんどん炎症が起こりにくくなってきたので温薬もしっかりと飲んでもらっています。
奏功していますので、今後も炎症が起こらなくなるまで継続です。
現在、腸が見直されていますね。
本当にすごい場所だと思います。
体の中に有りみることはできませんが、腸が動く人は年をとっても元気ですね。
逆に、風邪をひいたり冷えたりして一時的に動かなくなってしまうとそれだけで機嫌まで悪くなってしまうくらい体をコントロールしています。
見えない臓腑だけに、整える方法を知っておくことで心身ともに健やかに過ごせますよ。
お困りの際はご相談くださいね。