ようやく初秋らしい気候になってきましたね。
季節の変わり目に多い肌荒れのご相談が増えています。
どれをとってもほとんどが『脾虚水停』という体質です。
秋は乾燥の季節ですが、11月くらいになると出てくる症状です。
現在は夏の名残です。
どちらかといえば汗疱や蕁麻疹のように皮膚に水が溜まる症状が多いです。
夏に冷たいアイスクリームや飲み物を取っていた方は、朝晩が涼しく気温差の大きいこの時期にツケが回ってきています。
朝起きるときに腰が痛い、寝ているときに背中が凝るなどの症状はありませんか?
これは水が局所に停滞している証拠です。
冷たいもので胃腸が冷えて食べ物からエネルギーが作れないために、
本来たまるべきでない場所に水が溜まります。
背中や腰の場合は動けば流れやすいので日中まで残ることはないでしょう。
しかし、皮膚は汗をかかない季節になると行き場を失った水が水疱として現れます。
毛穴が開けば解消です。
中医学の汗法という方法(発汗して水を排泄する)を用いると治りは早いですよ。
年中汗疱ができる方もありますね。
全く同じものですので、お困りの際ご相談くださいね。