日本人に一番知られている漢方薬は
『葛根湯』です。
ひき始めの症状もタイミングを逃さなければよく効きますし実感もあります。
使いやすく副作用も少ない。
いつも葛根湯を飲んで大抵ひどくならなかった方が、今回も常備していた葛根湯をしばらく飲んでいたそうです。
3日後に肺炎で入院したと。
こんなことになるとは思わなかった。
どんな状態で葛根湯を飲んだのかというと、
鼻水が止まらなかったそうです。
それは症状が一歩進んでいるので、
葛根湯ではない漢方が良かったのです。
風邪とひとくくりにしますが、
ひきはじめ
悪寒
発熱
鼻水
咳
痰
胃腸症状などの症状に合った
漢方薬を飲むことが中医学の基本です。
高齢者の方は、普段元気でも
我慢せず病院で診てもらって
くださいね。