有形の痰・無形の痰
中医学で学ぶと納得できる痰のお話。
有形は目に見えるもの。
無形は見えないけれども存在するもの。
口から出る痰とコレステロールのような体内にあり見えない粘り気のあるもの。
有形無形の区別です。
しかし、痰湿体質の方はどちらもたくさん持っています。
例えば後鼻漏と関節痛を持っている方。
痰の居場所が違うので、その時の症状に合わせた漢方を使うとお客様から質問があります。
「どう違うの?おなじ痰でしょう?」
「場所が違うのよ」
痰のいる場所に届く漢方を使うことで
効率的に良くなる方向へと向かいます。
不快感や痛みを減らせながら
痰が生成されにくい体質にしていく漢方を飲んでいきます。
無形の痰は取るのにとっても時間がかかります。