行き過ぎた体質

漢方は時として驚く結果を出してくれます。

 

「このまま食べられないときは、

昏睡も覚悟してください。

最悪のことが起こるかもしれません。」

病床の親について医師から宣告を受け

家族全員青ざめた。。。

骨折で入院しただけなのに。

 

点滴をしても奏功せず、ご家族がご相談に来られました。

青ざめ心配した甲斐なく

1・2回漢方を飲んでもらうと、

検査で低かった値が翌日には正常値になり

ご本人も元気になられたそうです。

漢方の粉薬をふりかけにして食べれそうなくらい

おいしいと。。。。

 

この方の舌象は、過剰なまでの気陰両虚。

もともとの体質に骨折という腎虚が加わったことで

更に加速してしまったのでしょう。

漢方がおいしいと思われたのは、体が欲するものだから。

 

年を重ねるにつれて体質の偏りは大きくなります。

常に注意して行き過ぎることがないように調整しましょう。

病気やケガの時にさらに偏ると

今回のようになってしまいます。