痒みと湿度

大型台風が長く居座ると

湿度が高くとても不快ですね。

 

肌はとても敏感で、バリア機能が弱い方は

特に気温・湿度に反応し易いので対応に苦慮します。

 

湿度の場合は中医学の五行学説では

脾・肺・腎

の機能を考えます。

 

脾は消化機能を考え、胃もたれ・食欲不振などの症状を、

肺の場合は、痰がでる・絡むなどの症状を、

腎の場合は、尿が出にくい・むくみなどの症状を伴うことがあり

随伴症状が分かり易ければ

原因となっている臓腑に対応する漢方をあてはめると

痒みの解消につながることがほとんどです。

 

痒いのになぜ胃薬を出されるの?

と思われる方もいらっしゃると思うのですが、

漢方の場合は総合的に症状をとらえ

体全体のバランスを調整することで痒みが消失していきます。

 

痒い時に痒みを止めるだけの薬で

すぐに痒みが再発してしまう方などは

漢方がおススメですよ!