何が何でも手術をしたくない方の
精神力の強さには圧倒されます。
前癌病変、筋腫、皮膚の盛り上がり。その他。。
『塊になったできもの』です。
病院での完治=『切り取る』
患者の完治=『原発性のものが出てこない体』
それゆえ漢方で体質改善を希望されるのでしょう。
しかも、漢方を選んで安心なさらず
ご自身で気を付けなければならないことをお伝えすると
必ず守ってくださいます。
もちろん結果も伴ってきます。
進行性のがんの場合は注意が必要なので
手遅れになる前に手術をするように
強くお薦めしています。
この『できもの』をどうやって消すかは
いろいろなやり方を併用するかで違いますが、
悪さをする老廃物が出ていく過程は面白いです。
進めていくうちに新しい代謝物で体から出ないものが
まず出ていきます。
結構スッキリするものです。
体重が落ちる方もいます。
以前よりも体が軽く動かしやすくなります。
次に古い代謝物できっと体の奥の方にしまい込んだまま
のものが出ていきます。
無理矢理にでも引っ張り出したいので
時間がかかります。
これが出ていくと舌の色がとってもきれいになります。
(漢方では舌で体質を判断します)
この過程は数カ月かかるので我慢強く待たなければなりません。
若い人は古い代謝物の年数が短いので早いです。
まるで断捨離しているようです。
子宮筋腫で痛みを伴う方は断捨離と共に
痛みが減っていきますのでとても分かりやすいですよ。
断捨離しながら、体に不足している気血を補い
バランスをとると
検査値やできものの大きさに変化が出てきます。
できものを切り取ってしまう方が
時間、費用も短く安いのでしょうけれど、
まだまだ未来のある体は
根幹を立て直しておく必要もあります。
どちらも一長一短。
併用もおススメです。