そろそろ暑さに飽きてきた頃ですが、
まだまだ続くようで困ったものです。。。
暑くなると皮膚トラブルが増えますね。
『暑い時期は現状維持を目標に悪化させない。
落ち着きだすのは気温低下と共に。』
を念頭においてください。
かゆみは風・寒・湿・熱の組み合わせでおこり
内側の風・寒・湿・熱 + 外邪 = 痒
痒みの場合の風・寒・湿・熱は皮下にあります。
皮下脂肪のように蓄積されているのです。
皮下は体内で総面積最大の貯蔵場所です。
厚みがない部分にも蓄積し
この中のアレルギー物質が表皮に当たる邪(何らかの外的要因)に反応し痒みを引き起こします。
例えば
湿熱 + 風湿熱邪(お酒・入浴) =痒い・赤い
どれかを取り除くと反応しなくなります。
漢方ではどのように内臓にアプローチして
どの経路(汗・尿・便)で体外排泄させるかを考えます。
一度取り除けても再び溜まってくることもがほとんどで、いかに溜まらせなくするかも予後にかかわってきます。
胃腸とも大いに関連するので、
秋バテしやすいこれからの時期は飲食起居に注意して
胃腸を労わってくださいね。