食生活、睡眠時刻、運動などの生活習慣が整っていると漢方が効きやすいと感じることがあります。
今回はその逆のお話です。
(食事編とでもしておきましょう)
お客様と実際にお話しした内容です。
①『何を食べたらいいですか?』
何を食べているのですか?と問いかけ
②『朝食はパンとバナナと牛乳です』(60代)
には長期的に続ける日本人の食事ではありません。長年にわたり朝食がそれだけでは体がアンバランスになるのも納得します。と答えました。
③『炊く』ってどうするのですか?
には調理用語を教えることまで考えていませんでした。すみません。
④『娘は何を食べていますか?』
には直接お嬢様にお尋ねください。
食事指導はしますが、食事の管理まではしていません。
ここ数年で特に記憶に残っている食事のお話です。
食事指導をしても意味が通じないことが多々あります。
人間である以上、人間の食べるもの。
日本人である以上日本人の体に合ったもの。
は最低限必要です。
ほとんどの方がタンパク量が少なく『気・血』の源が足りていません。毛艶・肌ツヤ良くありません。
どれだけ漢方で治そうと意欲があっても根底で体を作る食事をしていなければ薬だけではなかなか良くなりません。
そしてどのように説明しても
当人にとっては長年続けられてきた食習慣で何が悪いのかわからないのです。
本当に早く治したい場合は食事に対する認識も変えていかねばなりません。
付きっきりで指導することもできないので、
食べ物についての知識を増やすことも健康につながるのでネット検索でもいいのでされてみてはいかがでしょうか?