2年と少しかかりましたが子宮頸癌前癌病変HISLが漢方の服用と生活改善で陰性NILMになりました。
毎日の漢方薬服用に加えて鍼灸治療、冷えない生活、添加物を含む食品のできる限りの排除、適正時刻の睡眠時間確保、適度な運動、ストレスコントロールなど。
健康診断で分かったときは舌を見ると激しい炎症と脳の興奮がありましたのでまずはその熱を冷まし、免疫力を上げて上皮内癌や浸潤がんに進まないことから始めました。
今思うとストレスからだったのでしょう。腰痛がひどく出てくることが増えました。
子宮頸がん前がん病変の症状の一つに腰痛がありますので、関係なくあった腰痛かもしれませんが不安になりそれがストレスになりといった悪循環を引き起こしていました。
病院でははじめは円錐切除術を勧められ拒否したらCO2レーザーを勧められ、といったところです。それしかできることがないので医師としては最善の治療です。
2年の間は3か月ごとの細胞診とエコー検査でした。エコーは初めの数回だけしかしていないので医師はがんの進行はないと判断しているかな?と思い聞いてみるとその通りでした。
1年半くらいたったころから病変は高度異形成のままですが病変の範囲が狭くなっていました。
初めのころは『全層の異形成』でしたが『中層~深層の異形成』さらに『深部層の高度異形成』と変化がありました。いずれもHISLの範囲です。
なかなか時間を要するものですからCO2レーザーを申し込んだのですが医師の都合で1か月半のオペの延期があり、その間に受けた健康診断結果は
『陰性NILM 明らかな病変は認められません』でした。
オペをキャンセルできました。
ようやく解放されたと同時に腰痛が消えていきました。
後付けですが、治療のストレスが原因の腰痛をでした。
以前経験したCIN2の場合は2か月ほどの活血剤で炎症レベルまで治ったことがあったのですがCIN3となるとなかなか完治に至るには時間がかかります。子宮頸がん前がん病変で一定レベルの悪さになるまで待ってから手術しましょうと経過観察中の方もたくさんいらっしゃると思います。
正しい方法の体質改善や生活改善はあると思いますので積極的にされることをお勧めします。くれぐれも間違ったやり方は取り込まないでください。
本来HPV(ヒトパピローマウィルス)は常在ウィルスですので免疫機構が正常に働いていれば悪さをすることなく共存できるものです。異形成が軽度であれなあるほど自然治癒しやすいので悪くなるのを待つよりも良くする努力が大切です。