❄ 気象特徴と養生 ☃
冬の第一節季 万物が収蔵しはじめます 内側にエネルギーを蓄えて外側は枯れて落ち葉になるように 肌の乾燥が出始めます |
冬の生活養生は“養蔵”
“寒為陰邪、常傷陽気”
“無扰乎陽、早卧晩起、必待日光”
冬は寒冷の時期、陽気を乱さないことが大切!
陰陽天地の気は閉ざされ、気血は臓伏す
陽気を乱すと新陳代謝が低下するので、
体を冷やさないように、疲れないように、
体を温めてしっかり食べてください
冬の食養生は“秋冬養陰”
“無扰乎陽”“虚者補之、寒者温之”
生冷食を少し、辛いものは避けて
滋陰潜陽の応用をします。
熱量は比較的高いものを選び
新鮮野菜をたくさん食べて
ビタミンの欠乏を予防してください
おススメは
羊肉・牛肉・鶏肉・豆乳・牛乳・大根
チンゲン菜・豆腐・きくらげなど
個体差・気象状況により調節してください
雪が降りだす時期 立冬から寒さと陰が増える季節です 寒さは弱く雪も少なく小雪と言います 寒く日照時間が短くなり始めるため 鬱傾向が出やすいです |
小雪の養生は“静者寿、躁者夭”
神(心)に操られる生理状態になります
自然変化に順応し寒鬱邪を予防しましょう
何事も考えすぎず心を虚無にし心神を安静に
精神力と体力の消耗を避けて予防します。
♨ 冬に温めるべき体の部位
頭を温める
頭部は外気にさらされ寒冷刺激
を特に受けやすいです
血管収縮・頭部の緊張による
頭痛・感冒の他、
胃腸障害を起こすことがあります。
背中を温める
寒冷刺激は背中のツボ(穴)
から侵入し皮肉内臓を冷やします
背中・腰・首の痛みの他
四肢・関節・内臓に不調をきたします
※頭のてっぺんから背中には
督脈があり、冷やしてはいけません
足を温める
足が冷えると
反射的に気道粘膜の毛細血管が収縮し
繊毛運動が鈍り免疫低下を起こすため
細菌感染し風邪をひきやすくなります
全体を温めてさらにこの3つの部分を
冷やさないようにすると寒さに負けません♪
北風が強くなり北国では 降雪が多くなる時期 “進補”(栄養補給)の絶好期です “今年進補、明年打虎” “三九補一冬、来年無病痛” |
大雪の養生は“1年分の補陰”
養生の
養は保養・調養・培養・護養
生は生命・生存・成長の意味
具体的には
精神養生・飲食の調節・鍛錬・房事を慎む
温度調整などで体を整え益寿につなげること
春生(芽吹き) 夏長(生長)
秋収(収斂) 冬蔵(蔵精)
冬は精気を蔵する時期かつ寒冷な気候のために
体力保持しようと栄養欲求が高まります。
そのため、消化機能は相対的に強くなります。
“進補”は免疫力と基礎体力の強化!
“進補”の方法は2つあります
① 食事
② 漢方
1つの方法だけで補うことは難しく
漢方を飲んでいても食事は大切です
寒い時期は熱量消費が激しいだけに
虚弱体質の方には益気養血補虚が大切です
おススメ食材
ホルモンなどの内臓、赤身肉・魚・卵
鶏肉・羊肉・クルミ・きくらげなど
タンパク質・脂質・炭水化物・カルシウム
リン・鉄分など多種栄養成分を
普段よりもたくさん摂取してください
この時期はダイエットには向きません
12月22日前後
“日短至” 非常に重要な節気であり節目です 一年のうちで陰気が最大級かつ 陰気が衰え始め陽気が芽生え始める時 一年で昼間の時間が最も短い日です |
冬至の養生は“防寒”
この日を境に太陽の上る時間は
だんだん長くなっていきます
とはいえこれからが寒さの本番です
しっかりと寒さを防いで風邪を
ひかないように注意しましょう!
外出にはコート・手袋・帽子・
腹巻・靴などを天気と気温に
合わせましょう
汗かきの人は、汗をかきすぎないように
注意して、
汗で下着が湿ったら早めに着替えて
放っておくと汗が冷えて風邪を
ひいてしまいます。
足が蒸れやすい人は、毎日同じ靴を履かずに
一日はいたら乾燥させてください。
足元から冷えないように。
日本でも柚子湯やカボチャを食べる
習わしが残っています
1月5日前後からの2週間
いよいよ寒さが厳しくなり 降雪も増える時期 気象記録では小寒の方が大寒より寒く 24節気の中で最も寒い節気です 日本では“寒の内”にはいります |
小寒の養生は“進補”
寒い季節はあったかいお鍋を頂きましょう!
かつて各種薬膳火鍋は中国全土の
お百姓の冬のご馳走だったとか
発達した暖房器具のない時代に多くの人が
合理的に体を補うのに適していたようです。
寒い時期の進補は食以外の生活習慣も
大切です。
規則正しい生活・良い睡眠・情緒安定
が免疫力を高めます。
衣
着こみすぎず、気候に合わせて選びましょう
ダウン・ウール・皮革の上着など
保温性が高く風を通さないものがおススメです
足元も温かくしてください
高齢の方は帽子で防寒をして下さい。
住
室温は高くしすぎないように
オフィス勤務で温度調整できない方は、
頭重・疲労・悪心・食欲不振など
が出やすくなります
お仕事の合間に新鮮な空気をたっぷり
吸いこみしっかり水分補給をして
休息をとって下さい
行
細菌・ウィルスに感染しやすい時期です。
公共の場はできるだけ避けて、
うがい手洗いで感染予防しましょう
1月20日前後からの2週間
1年の最後の節気 大寒の到来は冬の終わりを告げ 農業が忙しくなる春を迎えるために 準備をします 大地にはすでに春が訪れています |
大寒の養生は“無欲防病”
人の体も春に向けて変化する時期です
痒くても掻かない
皮膚が痒くても掻きむしってはいけません
痒みの特徴は長期・反復・全身性など
冬は乾燥して痒みが増しますが、
皮膚を傷めると感染しやすくなります
予防には
手足はゆっくり温めて
手足が寒いと暖房で暖めますが、
冷えた手足は急に温めないで下さい
冷えると血管が収縮して血流量が減ります
急いで温めると血管がマヒして
収縮する力が弱まり血行不良になります
唇の乾燥は舐めない
唾液では水分補給はできません
かえって、乾燥状態を加速させます
唾液には消化酵素アミラーゼが含まれていて、なめた瞬間は潤うのですが、乾燥すると酵素の成分のみが唇に残り乾燥を悪化させます。
亀裂部分から感染を予防するため
水で流しリップクリームで保護しましょう
ご予約・お問い合わせ
☎ 06-6809-7117
CALENDAR
11月23日は営業です。前日までの事前予約分に限りです。
12月29日(日)~1月3日(金)はお休みです。
1月4日(土)は完全予約制(年内予約をお願いします)
発送: 12月中の宅配は翌日出荷です。 12月26日に注文を締め切ります。 お早めにお願いします。
営業日
月・水・木・金(予約制) 9:30‐18:00
※当日予約は営業時刻の1時間前に終了です
土 (完全予約制) 9:30‐16:00
※ 土曜予約は前日までの受付完了分のみ承ります。
定休日:日・火・祝 ※不定休あり(HPに掲載)
気象条件等により臨時休業することがございます。
ご注意ください。
本店不是免税店。将征收消费税。不接受中国信用卡。
购买的商品不可退货或退款。
MAP
住所 |
〒530-0041 大阪市北区天神橋2丁目5-22佐藤ビル1F |
最寄駅 |
JR東西線 大阪天満宮駅
大阪メトロ谷町線・堺筋線 南森町駅 7番出口右折徒歩1分以内 耳鼻科とレディースクリニックの間 |
駐車場 | 無 近隣駐車場をご利用ください |
LINE公式アカウントで健康生活情報配信中!